行政・民間企業・市民等の連携について、一人一人が考えることが求められています。
「食材や火をおこす燃料は自分たちで準備しなければいけません。だからこそ、こうした設備があることを知って、どうやって使っていくかを地域で考えることが大切です。ふだんから備えておけば、防災に強い地域づくりができます」
前田 そうなんです。宮城県七ヶ浜で津波にのまれ、傷だらけになりながらも奇跡的に原形を留めたピアノです。その名も「ローラ」です。調律は不可能とまで言われましたが、はるばる横浜の修理工房に辿り着き、音色を取り戻すことができたとのことです。その実物が展示されます。演奏もできるそうですよ。ほかにユニークな出展として、「ザブトン教授の防災教室」などがあります。
これらの取り組みによって、現代の我々は過去の災害から学び、より安全で持続可能な社会を築くための一歩を進めることができるでしょう。
去年公表された都の想定では広範囲で停電が起き３日後から徐々に減っていくものの計画停電が継続する可能性があります。
設備の使い方を事前に知ることで、避難生活を支えるヒントになりますよ！
確実で迅速な情報提供のほか「一時滞在施設」などにいかに適切に誘導できるかが課題です。
過去の災害は、未来の備えに役立つ貴重な教訓を提供しています。関東大震災もその一つであり、その教訓を通じて私たちは防災の重要性を再認識するとともに、災害への備えを強化する必要があります。
トップページ 全記事一覧 「関東大震災１００年 特別対談」動画を公開！ レポート
火災の中で最も有名な出来事は、東京市本所区横網町（現・墨田区横網町）にあった旧陸軍被服廠跡で発生した「火災旋風」です。
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従来は家族や友人の安否確認には手間や時間がかかりましたが、アプリを通じてリアルタイムで安否情報を共有できるため、迅速な対応が可能となります。 また、行政機関や救援チームとの連携もスムーズに行えるため、救援活動の効率向上にも寄与するでしょう。
足立 今日の話を聞いて、全然知らないことがあったということも、すごく勉強になったんですが、やっぱり、こういう地震が起きたときは、地震の教訓を語り継いでいくことが、とても大切なんだなと思いました。過去に起きたことで学べることってたくさんあると思うので、知っていくというのは大切だなと思いました。
関東大震災から１００年たち、専門家のなかには、関東一帯は今後、地震の活動期にあたるという指摘もあります。